お手紙プロジェクト「こころ通信9号」刊行

福島県に“福”を贈る活動「fuku×fuku プロジェクト」の一つ、「お手紙プロジェクト」は、今年で3年目を迎えました。これは、学生から南相馬の方々へのお便りをまとめた「こころ通信」（年4回刊行）を、カリタス南相馬スタッフによる戸別訪問の際にお届けいただく取り組みです。

2023年7月1日には、この度刊行された「こころ通信」９号を、主にご高齢の単身世帯を中心にお配りしました。今回は14名の学生の思いの込められたお便りの他、本学の構内に咲く花々の写真が寄せられ、季節感あふれる誌面が完成しました。「こころ通信」には返信ハガキが綴じこまれており、学生からの質問への回答や、近況報告などにご利用いただいています。

発行を重ね、お便りのやり取りを続ける中で、「一度ぜひ遊びに来て下さい」という温かい一言をいただく機会も増えてきました。5月に実施されたサムライフェスボランティアツアーに続き、8月には「USHひとづくり・まちづくりボランティア in 南相馬」の活動が３年半ぶりに再開され、学生の派遣が行われます。東京で南相馬を想う活動と、南相馬での活動が連関することで、さらなる活動の活性化が期待されています。