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大学院史学専攻が日本史研究会大会に参加する学外研修を実施

大学院史学専攻修士課程の日本史研究2(2)・日本史研究4(2)(大学院ゼミ)では、10月7~9日、京都において日本史研究会大会への参加と史跡見学を目的とする学外研修を実施しました。日本史研究会は、日本史の研究に関する主要な学会の一つで、毎年1回大会を開催します。2023年度大会のテーマは「日本史における社会の変化と政治の展開」で、龍谷大学大宮キャンパス(京都市下京区)で開催されました。

今回の学外研修は、史学専攻修士課程所属の大学院生に対して、学会の研究活動とはどのようなものか、いま日本史学界ではどのような問題が注目されているのか、学会発表はどのように行ったらよいのかなどについて実地で知るとともに、他大学の研究者と交流する機会を提供し、研究者としての意識や能力を高めることを目指したものです。

同大会の前後を利用し、京都御所などの史跡見学も実施しました。

【学生の感想】
・関西の学会に参加するのは初めてでしたが、関西圏でご活躍中の研究者の方々とお話することもでき、東京の学会や研究会でお会いしたことのあった方々との再会などもありました。今回の学外研修は他の院生や研究者と交流できる貴重な機会にもなり、大変有意義なものとなりました。
・今回学会に参加し、歴史を研究することの重みを感じました。同様のテーマを研究する研究者同士が様々な議論を交わし、研究をよりよいものに仕上げていこうとする厳しくも温かい姿勢を感じました。
・新しい分野の研究報告と研究蓄積のある研究テーマの報告を拝聴し、自分自身の視野が広がるとともに、一つの物事に対してあらゆる角度から見ることで様々な考えが生まれることを知ることができ、大きな学びとなりました。
・学会では内容のみならず、発表の仕方や人への伝え方、レジュメ資料についても学ぶ事が多くありました。
・研究の最先端に直接触れられる機会はやはり学会であるということ、そして、同じ時代の専門家同士の集まりでも、専門・研究分野が異なる研究者が一堂に会し、それぞれの専門性を活かす質疑応答・議論・討論を行うことで、新たな知見・視点などを吸収しあうことができること、これこそが学会だということを特に実感しました。

日本史研究会大会会場入口にて
西本願寺唐門見学