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講演会「学芸員の仕事を知ろう!」(2023年度大学院講演会)開催報告

2023年12月4日、史学科・大学院史学専攻では、本学学生や教職員を対象とする講演会「学芸員の仕事を知ろう!」(2023年度大学院講演会)を開催いたしました。講師として、本学の学部(史学科)を卒業、大学院修士課程(史学専攻)を修了し、現在、昭和館学芸部学芸課資料係として働いている髙橋彩華さんをお招きしました。「昭和館」(東京都千代田区)は、戦中・戦後の国民生活上の労苦について展示する国立の施設です。

髙橋さんは、学芸員としての通常の仕事や、企画展の企画から準備、実施に至るまでの過程などについて、体験にもとづき、具体的に話してくれました。

本学には、学芸員の資格を取得できる博物館学芸員課程があり、学芸員の仕事や博物館に関心を持つ学生が多くいます。講演中に熱心にメモを取る姿が見られました。事前に集めた質問に加え、講演後にも質問を募りました。学芸員をめざすためにすべきことや、学芸員としてのやりがい、おすすめの博物館についてなど、多くの質問が寄せられました。

講演会は、学芸員の仕事や博物館について、理解を深めるよい機会になりました。

◎学生の感想(要約)
・学芸員の仕事内容に具体的なイメージを持つことができた。
・企画展を開くまでにどのようなことをしなければならないかを学ぶことができ、日ごろからアイデアを見つけ育てておくことや、知見を広げておくことの重要性について認識することができた。
・わたしたちがふだん何気なく足を運んでいた博物館の裏では、こんなにもたくさんの資料とそれを管理・研究している人の功績があるのだと実感した。
・学芸員の仕事の楽しさを知ることができ、学芸員になりたい気持ちがより強くなった。

(史学研究室 土田宏成)