1. HOME
  2. ニュース
  3. 国際交流学科 国際経済演習が最優秀研究に贈られる「学生研究奨励賞」を受賞

ニュース

国際交流学科 国際経済演習が最優秀研究に贈られる「学生研究奨励賞」を受賞

国際交流学科グローバル社会コースの国際経済演習(担当:古川純子)は、2024年1月6日、日本国際経済学会関東支部、第1回学生研究報告会事例研究の部で、最優秀の研究に贈られる「学生研究奨励賞」を受賞しました。

タイトルは Can India Take Advantage of Its Demographic Dividend?: Economic Policies Under Peculiar Industrial Structure です。この論文は、12月に実施された関西学院大学、慶應義塾大学とのインターゼミナールのために日本語で執筆された論文「インドは人口ボーナスを活かしきれるのか:特殊な産業構造に悩む新興国インドの経済政策」を英語で発表したものです。

インドはいま、経済的にも政治的にも、中国に匹敵する存在になることを期待され、世界の注目の的です。インド経済はICTサービスで強いことが知られていますが、製造業でも自立できる国になろうと経済政策に力を入れています。ゼミ生たちは、その政策が、増大し続ける世界最大の国内人口を十分に活かし、インドを持続的な成長に導くのかに疑問を持ち、春からこのテーマを追いかけました。ゼミでの研究と学びを通じて、ゼミ生たちはそれぞれに、思考力、協働力、発信力、レジリエンス(再起力)、最後までやり抜く力を身につけ、成長しました。 

【学生の声】私達は、自分達の問いをとことん突き詰める楽しさを感じながら約1年間研究に励んでまいりました。今回の受賞は、その取り組みを評価していただけたものとゼミ生一同大変うれしく思います。古川ゼミが毎年参加するインターゼミナールは、ひとつの研究に真摯に向き合うことの意義を知る他大学の仲間と、それぞれの研究を共有し、ディスカッションを行うことで、私たち自身が異なる視点を発見し思考を深める貴重な機会となっています。