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史学科にて元スロベニア特命全権大使による講演会を実施

本学史学科では、多角的な視点や発想から歴史を読み解く力を養うため、様々なゲストを招いての特別講演会を定期的に実施しています。先日は長年外交官として活躍してこられた石榑利光様をお迎えして、「ハプスブルク帝国とスロヴェニア」をテーマとする特別講演会を開催しました。石榑様は1970年、大学在学中に外務省に入省され、2011年から2013年まで、在スロベニア特命全権大使を務められています。ご講演ではスロヴェニアの歴史、特にハプスブルク帝国との関係や民族・文化の特色、現在のスロヴェニアの魅力まで、盛り沢山なお話をうかがうことができました。

(史学科准教授 桑名映子)

【学生の感想文より】
特に興味深かったのは、スロヴェニアの国家元首(大統領)と副首相(兼外相)が女性だということです。スロヴェニアの人は夕方5時には必ず帰るそうですが、そのおかげで良いアイディアが生まれ、ハイテク産業が発展しているというお話もあり、日本も仕事より生活の豊かさを大事にしたら、もっと生産性が高まるのではないでしょうか?自然が豊かで、夏にはトレッキングやマリンスポーツ、冬にはスキーを楽しむことができるのも良いなと思いました。いつかぜひスロヴェニアに行って、名産のワインを飲んでみたいです。