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教育学科が「地域の文化・生活の伝承と子ども支援」をテーマに長野県木曽町でフィールドワークを実施

教育学科の授業「人間学習2」では、地域社会に出かけ地域の方々や子どもたちと交流することで、その諸課題への理解を五感を通して深めます。今回は「地域の文化・生活の伝承と子ども支援」をテーマに、長野県木曽町でのフィールドワーク実施しました。

木曽町役場の方のお話では、木曽町の魅力と課題についてのお話をお聞きしました。木曽町開田高原での畑作業では、地域の特徴ある農作物のトウモロコシの収穫や雑草除去等を行いました。開田学童では、子どもたちの勉強を支援したり、学生が企画した遊びを子どもたちと一緒にしたりしました。木曽町開田高原の特徴的な自然・文化として、尾の島の滝で御岳山の雪解け水の冷たさにふれ、木曽馬の里で気性の優しい木曽馬とふれあいました。そして最終日には、大学での事前学習と現地での体験をふまえ、感じたこと・考えたことを振り返り、現地でお世話になった方々に発表し、交流する活動を行いました。

参加学生の感想:
・4日間の活動を通して私たちが学んだのは、木曽町の観光地や名産品だけではない。地域の自然や文化、人との繋がりは、そこに暮らす人々の日々の営みの積み重ねによってつくられているということである。そして、その「当たり前」の営みこそが、地域の魅力となり、次の世代へ受け継がれていくのだと考えた。今回の経験を一時的な思い出で終わらせるのではなく、これから社会に出ていく私たち自身の生き方や、人との関わり方を考えるきっかけとして生かしていきたい。
・現代はスマートフォンひとつで即座に答えが得られる便利な環境にある反面、物事を深く考えずに分かったつもりになってしまう危険性もある。しかし今回の木曽町での学びでは、自ら疑問を抱き、現場に足を運んで対話を重ねることで初めて、本質的な課題や固有の文化の価値、人々の温かさに気づくことができた。今後の人生や社会生活においても、既成概念や表面的な情報に流されることなく、「なぜそうなるのか」「本来どうあるべきか」という問いを自発的に立て、多角的な視点から物事を深く探求し続ける姿勢を大切にしていきたい。
・今回の4日間は、単に木曽や開田高原について知識を得る活動ではなく、地域を知る→疑問を持つ→調べる・質問する→自分なりに考える→他者に伝えるという学びの過程を実際に経験する機会になりました。特に、現地での体験を出発点として自分で問いをつくり、その答えを他の知識や経験と結びつけて考えられたことは、自分自身の学び方について考えるきっかけにもなりました。

(教育学科教授 杉原真晃)

役場の方による木曽町の魅力と課題の説明
トウモロコシ畑での雑草除去
木曽馬とのふれあい