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1年次センター

高校までとは大きく異なる大学での学びやキャンパスライフ。そのスタートに戸惑う新入学生も少なくないため、近年、大学における初年次教育の重要性が高まっています。聖心女子大学では早くから初年次教育の重要性を認識し、大学入学直後の1年間を総合的にサポートする「1年次センター」を他大学に先駆けて設置しています。

1年次センターは、大学生活のスタートとなる1年次生に必要な情報を提供し、学科・専攻が決まるまでの1年間、学生研究室の代わりとなるほか、ジェネラルレクチャーの企画・実施や、1年次ゼミである基礎課程演習のサポートも行っています。

現在、新型コロナウィルス感染症対策をしっかりと実施しながら、対面およびオンラインでのサポートを行っています。

(各写真は2019年度以前のものです)

役割と活動

1年次生が大学に早くなじむためのサポート

1年次センターでは、一人ひとりの1年次生に親身に関わり、大学生活に早くなじむことができるようにサポートをしています。

高校までと大学とでは、授業や履修のスタイルや学習環境が大きく変わります。大学に入学して最初に戸惑うのが「授業を全て自分で選ぶ」というところではないでしょうか。高校までは意識しない「単位」、「半期/通年」、「必修/選択必修/準必修」といった履修区別は最初の関門と言えるでしょう。授業の履修や教員免許取得については教務課が専門の窓口ですが、1年次センターは、どこに聞いたら良いか分からないことを尋ねたりできる「総合案内」としての役割があり、大学生活の総合的なアドバイスを受けることができます。

また、大学にはホームルーム・クラスといったものはありませんが、本学の場合は1年次から少人数のクラスが多く設定されているほか、ジェネラルレクチャーで週に一度1年次生全員が集まる時間もあり、この1年次センターを訪れれば同級生同士の情報交換もできるので、友人を作りやすい環境が整っていると言えるでしょう。

気軽に相談できる窓口として

1年次生の学修面を含む学生生活全般にわたる相談を受け付けています。「どこに聞きに行けばよいかわからない」という1年次生が気軽に立ち寄れる窓口が1年次センターです。また、1年次生のためのゼミ授業「基礎課程演習」に関する窓口にもなっています。本学にはアカデミック・アドバイザー制度があり、基礎課程演習の担当者がアカデミック・アドバイザーを務め、高校で例えると担任の先生のような役割を果たしています。

交流の場 / 自習・グループ学習の場として

1年次センターは学生同士の交流を広げる情報交換の場として、また、安らぎの場としても活用されています。
2年次からはそれぞれの所属する学科の学生研究室が使えますが、1年次生は学科に所属していないため、1年次センターが学生研究室の代わりとなります。雑誌や書籍もあり、休憩や飲食スペースとして使えます。

また、机・椅子、ホワイトボードは全てが可動式のため、人数や目的に合わせて自由にレイアウトを変えることができ、自習室としても、グループ学習などのアクティブ・ラーニング・スペースとしても活用できます。

1年次生だけが入ることができるセンターですので、ここに来れば周りはみな同級生ということが分かっており、気楽に声をかけることができます。

※新型コロナウィルス感染症対策実施中は、一部使用制限をしています。

より充実したキャンパスライフのために

学内では学生のためにさまざまなイベントが実施されています。1年次センターでは1年次生から参加できるイベント情報を収集し、発信しています。また、他のセンターや部署と連携し、対象を1年次生に絞ったイベントなどを企画しています。1年次生の可能性を拡げ、学生生活がより充実したものになるよう工夫しています。

ジェネラルレクチャー

ジェネラルレクチャーとは、リベラル・アーツの聖心ならではの講演授業です。広い見識と視野を得るために有益なもので、毎週水曜日の4時限目に開講され、1年次生全員が必須で受講することになっています。

ジェネラルレクチャーは、各界で活躍する方々による、さまざまなテーマの講演を通して、学生の広い視野と教養を培うことを目的としています。初代学長エリザベス・ブリット以来、現在まで受け継がれてきた伝統的なもので、聖心女子大学の新入生が、自らの学問を修め、その成果をもって社会との関わりを深める「聖心スピリット」を育む特別な機会として位置づけられています。(ジェネラルレクチャーは上級生も聴講できます)

開室時間

  • 月~金:8:00~20:00 (事務室開室時間 9:00~11:30、12:30~17:00)
  • 土:8:00~17:00

※1年次センターに入室する際は、学生証が必要になります。

場所

1号館2階